神社の家に生まれたので、子供の頃から巫女でした。
KAORIは小さい頃から、見えない世界と関わりの深い子供でした。
花や樹や動物や石の気持ち、言葉には出さない人の想念、空から聞こえてくる声、
そういう見えない世界の声を、こころにいつも感じていました。
KAORIは生きとし生けるあらゆる魂とともに、自然に溶け合う精霊でした。
そうして、同時に幼い頃からこころに感じたことを、
詩に書き絵を描き、もの作りをしながら、クリエイティブな世界に生きてきました。
KAORIは霊能者であるために、心身の様々な面で健康を害したり、
自分自身が傷つくことも多かったのですが、
いくつもの試練や生死の淵を彷徨った経験も、すべてはひとのこころを深く理解するための、
KAORIにとって必要な大切な学びの道だったのだと思います。
KAORIは見つめます。
美醜も善悪も生死も越えたところにある 愛や美しさや真実を。
すべての 生きとし生ける自然に息づく生命の輝きを。
目には見えない、心や精神や魂を。
そうして KAORIは抱きしめます。
すべての喜怒哀楽を。太陽を月を、笑顔を涙を。
そうして KAORIは解き放ちます。
身体もこころも踊り走り飛び表現し、森でも海でも。地上でも天空でも。
KAORIはそんな本当に大切な、見えないものを見つめながら、
深いところでいつも何かを感じながら生きています。
そして、いつも愛と感謝といたわりのこころを大切にしています。
今日 KAORIのところを訪れてくれたあなたに、
こころからの愛と感謝の気持ちを贈ります。
ありがとう
愛をこめて
KAORI
in Kaori Garden photograph : by Akitoshi Asizawa